2009.02.13(Fri)
これ、面白い♪
週末スペシャル!
毎週金曜日の午後は、あたしのお気に入りの本やら音楽を紹介してゆこうかな。
旧知の猫ファンの皆様はとっくにご存知と思いますが、
たいへん嗜好が偏っておりまして(笑)。
本も音楽も、海の向こうのアッチ系が中心なので
J-POPの話はこれっぽちも出ませんので、悪しからずご了承くださいね~。
本日紹介する1冊目は、そんなあたしの主義に反して?日本の作家さんの作品。
最近、新聞の書評でも好評でしたよん。
こういうテーマの本って、誘蛾灯に誘われる虫の如く、ついつい手に取って
気がついたら購入していた、というパターンが多いのだ。
以前、紐育で大停電が起きたことは記憶に新しい。
もしも、東京で、しかも真夏の一番暑い時期に大停電が起きたら?
それも、事故ではなく、仕組まれたテロが原因だったら?
誰もいない、静かな都庁展望台で天体望遠鏡を覗く、仲の良い兄弟・・・。
外国人労働者をこき使う、名ばかりの研修制度。
人が襲われているというのに、見て見ぬフリをする都会人の無関心さ。
裏サイトで知り合い、見ず知らずの女性を襲って殺害する現代社会の恐ろしさ。
そんな数々の糸が微妙に絡み合い、一本の太い線として浮かび上がる時にわかる
意外な犯人の動機。
伏線の張り方、ワケありな登場人物、そしてあり得そうなシチュエーション。
どれをとっても、一級のエンタメ小説であります。
(ただし、某T電力の談話として、こんなテロによる大停電は起きません、とのこと)
ハードカバーながら、一気読みしちゃいました♪
さて、次はシリーズもの。
初作からずっと追いかけて読んでいる、アメリカの女性推理作家、フェアスタインの新作。
主人公は妙齢の美女、アレックス。
ニューヨークのアッパーウェストサイドの高級アパートメントに住み、
デュワーズを愛飲し、父親は世界的に有名な心臓外科の権威。
素敵な恋人がいて、NY市警の刑事たちとは旧知の仲・・・。
それだけ見ていると、何?ハーレクインかい?と思うデショ。
ちっちっちぃ。
彼女は、マンハッタン地方検察庁の検事補。
しかも、多発する性犯罪を扱う辣腕女性検事なのであります。
作者のリンダ・フェアスタイン氏、実はゲンエキの検事さん、
しかも性犯罪訴追課の課長だったというからオドロキ。
道理で、真に迫る法廷での描写が多いワケなんです。
人種の坩堝、ニューヨークでは、日々卑劣な事件が多々起こり、
NY市警のチャップマン、ウォーレス両刑事とともに難問を解決してゆく過程は
毎度のことながら手に汗握る展開なのであります。
勿論、ハードな部分だけではなく、ロマンスもあり、で
読む者を飽きさせない手法も健在♪
通算10作目となる本作品は、
うだるような暑さのNYCの古いフェリー乗り場にある
朽ちた役所のビルから女性の腐乱死体発見、
というショッキングなシーンからの幕開けとなります。
彼女には手足を拘束され、全身に激しい暴行の跡があり・・・、
と、猟奇殺人事件の様相を呈するワケですが
アヤシゲな登場人物がワンサカ出てきて、絶対こいつが犯人!と思わせておいて
実は違う、なんて罠にとっととハマってしまったり。
この本作品を単独で読んでも、フェアスタインワールドを楽しめますが、
やはり第1話の「誤殺」(原題"Final Jeopardy")から読むと
更に堪能できますってば~。
因みに、このFinal Jeopardyは全作品中に出てくるクイズ番組のようで、
毎回、アレックスとチャップマン刑事が賭けの対象にしているくらい。
この作品のもう一つの楽しみは、アレックスたちが訪れるNYCの美味しそうなお店の描写。
実際に存在するお店から架空のものまである、ということですが
ハラヘリ時に読むとヨダレもの、の描写には参ります。
アサリのクリームパスタ大盛り、のシーンは悶絶もの(笑)。
それにしても、昨今の文庫本の高さには仰天。
今回のこのフェアスタインの新作、税込みでイチ野口がお財布からいなくなりました~っ!
ま。ハードカバーを買うよりか、マシかぁ。
ハードカバーで買った、海堂尊氏の田口&白鳥コンビの本が
悉く文庫本化されて、面白くないのである!!
(某CX系のTVドラマのキャスティングは最悪だったし。
未だもって、田口=竹内結子、白鳥=阿部寛も納得いかないし!
え?今度は速見役が堺雅人だとぉ?フザケンナ~!だし!!)
むう。最後は愚痴で終わる気配・・・。
例のポチは、1日1回しか効果ないみたいなので、ここでは省略ですぅ。
毎週金曜日の午後は、あたしのお気に入りの本やら音楽を紹介してゆこうかな。
旧知の猫ファンの皆様はとっくにご存知と思いますが、
たいへん嗜好が偏っておりまして(笑)。
本も音楽も、海の向こうのアッチ系が中心なので
J-POPの話はこれっぽちも出ませんので、悪しからずご了承くださいね~。
本日紹介する1冊目は、そんなあたしの主義に反して?日本の作家さんの作品。
最近、新聞の書評でも好評でしたよん。
こういうテーマの本って、誘蛾灯に誘われる虫の如く、ついつい手に取って
気がついたら購入していた、というパターンが多いのだ。
以前、紐育で大停電が起きたことは記憶に新しい。
もしも、東京で、しかも真夏の一番暑い時期に大停電が起きたら?
それも、事故ではなく、仕組まれたテロが原因だったら?
誰もいない、静かな都庁展望台で天体望遠鏡を覗く、仲の良い兄弟・・・。
外国人労働者をこき使う、名ばかりの研修制度。
人が襲われているというのに、見て見ぬフリをする都会人の無関心さ。
裏サイトで知り合い、見ず知らずの女性を襲って殺害する現代社会の恐ろしさ。
そんな数々の糸が微妙に絡み合い、一本の太い線として浮かび上がる時にわかる
意外な犯人の動機。
伏線の張り方、ワケありな登場人物、そしてあり得そうなシチュエーション。
どれをとっても、一級のエンタメ小説であります。
(ただし、某T電力の談話として、こんなテロによる大停電は起きません、とのこと)
ハードカバーながら、一気読みしちゃいました♪
さて、次はシリーズもの。
初作からずっと追いかけて読んでいる、アメリカの女性推理作家、フェアスタインの新作。
主人公は妙齢の美女、アレックス。
ニューヨークのアッパーウェストサイドの高級アパートメントに住み、
デュワーズを愛飲し、父親は世界的に有名な心臓外科の権威。
素敵な恋人がいて、NY市警の刑事たちとは旧知の仲・・・。
それだけ見ていると、何?ハーレクインかい?と思うデショ。
ちっちっちぃ。
彼女は、マンハッタン地方検察庁の検事補。
しかも、多発する性犯罪を扱う辣腕女性検事なのであります。
作者のリンダ・フェアスタイン氏、実はゲンエキの検事さん、
しかも性犯罪訴追課の課長だったというからオドロキ。
道理で、真に迫る法廷での描写が多いワケなんです。
人種の坩堝、ニューヨークでは、日々卑劣な事件が多々起こり、
NY市警のチャップマン、ウォーレス両刑事とともに難問を解決してゆく過程は
毎度のことながら手に汗握る展開なのであります。
勿論、ハードな部分だけではなく、ロマンスもあり、で
読む者を飽きさせない手法も健在♪
通算10作目となる本作品は、
うだるような暑さのNYCの古いフェリー乗り場にある
朽ちた役所のビルから女性の腐乱死体発見、
というショッキングなシーンからの幕開けとなります。
彼女には手足を拘束され、全身に激しい暴行の跡があり・・・、
と、猟奇殺人事件の様相を呈するワケですが
アヤシゲな登場人物がワンサカ出てきて、絶対こいつが犯人!と思わせておいて
実は違う、なんて罠にとっととハマってしまったり。
この本作品を単独で読んでも、フェアスタインワールドを楽しめますが、
やはり第1話の「誤殺」(原題"Final Jeopardy")から読むと
更に堪能できますってば~。
因みに、このFinal Jeopardyは全作品中に出てくるクイズ番組のようで、
毎回、アレックスとチャップマン刑事が賭けの対象にしているくらい。
この作品のもう一つの楽しみは、アレックスたちが訪れるNYCの美味しそうなお店の描写。
実際に存在するお店から架空のものまである、ということですが
ハラヘリ時に読むとヨダレもの、の描写には参ります。
アサリのクリームパスタ大盛り、のシーンは悶絶もの(笑)。
それにしても、昨今の文庫本の高さには仰天。
今回のこのフェアスタインの新作、税込みでイチ野口がお財布からいなくなりました~っ!
ま。ハードカバーを買うよりか、マシかぁ。
ハードカバーで買った、海堂尊氏の田口&白鳥コンビの本が
悉く文庫本化されて、面白くないのである!!
(某CX系のTVドラマのキャスティングは最悪だったし。
未だもって、田口=竹内結子、白鳥=阿部寛も納得いかないし!
え?今度は速見役が堺雅人だとぉ?フザケンナ~!だし!!)
むう。最後は愚痴で終わる気配・・・。
例のポチは、1日1回しか効果ないみたいなので、ここでは省略ですぅ。
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